エシハ (Écija)
アンダルシア州の州都セビリアから85km東の田園地帯にある. 自治体域は広大な盆地に広がっているため、山の斜面などの急勾配が顕著に少ない. 自治体の総面積978km2のうち480km2は3度以下の勾配であり、498km2は3度-7度の勾配である. グアダルキビール川の支流であるヘニル川が市街地中心部を流れている. エシハの夏季の降水量はほぼないに等しいが、雪解け水が流れるために河床が乾燥することはない. 雨季にはヘニル川の流量が増す.
経済の中心は、オリーブ・穀物・野菜などの農業、牛や馬などの牧畜、繊維産業である. 石鹸、オリーブオイル、チョコレートなどを生産しており、繊維製品、皮革製品、セラミック製品などを製造している.
20以上の教会や修道院があり、その建築様式はゴシック様式、ムデハル様式、ルネサンス様式、バロック様式、アラブ様式など様々である.
フィリピンのルソン島にあるヌエヴァ・エシハ州はアンダルシアのエシハから命名された. (1690年-1701年)によって前哨基地としてヌエヴァ・エシハが設置され、1801年4月25日にヌエヴァ・エシハ県となった. 1896年には一時的にヌエヴァ・エシハ市となっている.